魚の骨が喉に刺さって病院で除去してもらった話
しょうもない話なのだが、きっとどこかの誰かのお役に立てるだろうと思い、記録を残しておく。
夕飯時
19時頃、夕飯を食べている時に勢い余ってサバの骨を飲み込んでしまい、感覚的には喉仏のちょい上あたりに刺さった。
よく言われるご飯の丸呑みを結構試したが、全然取れず・・・(けっこう満腹になるまで試した)
このタイミングで「魚の骨 刺さった 取り方」とかで検索したが、出てきた情報としては以下の感じだった。
- ご飯を丸呑みするな
- 自分でピンセットで取るな
- つばや水を飲んで流せ
- 鯛は危険なのですぐに病院に行け
- その他の魚は翌朝まで取れなかったら病院に行け
- 2日以上経つと喉の粘膜の奥に入り込んで、病院に行っても見つけられないことがある
がっつりご飯丸呑みしてしまった・・・。
けど、昔の人はこれで乗り切っていたんだから有効だろう・・・過去にこれで取れたことも何度かあったし・・・。
ちなみに普通にしてたらそんなに痛くなくて、抜けたか?と思うこともあった。
しかし、歯磨きしたりして舌が動くと押されてチクッと感じるので、まだある・・・となるのを繰り返していた。
翌朝
次の日になっても異物感が残っていたので、仕方なく病院へ。
耳鼻咽喉科に行った。
調べると鼻からカメラを通すようだったので、ちゃんと設備が整っているであろう総合病院にした。
受付にて問診票を書いて提出したところ、「魚の骨って何の魚だったか分かりますか?」と聞かれたので、「お、やり慣れてるな?」と思い、少し安心。
診察室に入ると、まずは口開けてチェック。
目視では見えなかったので、やはり鼻からカメラを通すことに。
自分は胃カメラ未経験だったので、ガクブル状態。
おそらく直径3mmくらいの管。
鼻にシュッと麻酔をし、管を入れていく。
舌の付け根あたりに触れるとオエッとなると聞いていたので、舌はずっとベーッと出しっぱなしにしていた。
そして先生からは鼻から呼吸し続けてと言われた。
上記2つを守っていたら特に咽せることはなく、喉付近の写真撮影が終了。(30秒くらい?)
写真を見て、「扁桃腺の裏に刺さっているね〜」と言われた。
「裏」というのがちょっと気になったが、先生を信頼(盲信)するしかない。
「・・・ちょっと太いカメラに切り替えるね〜」
と突然言われて、「え?」となりつつも、盲信するしかないので為されるがまま。
そして今まで先生一人だったのに、看護婦が新たに入ってきた。
「...あれ、これ苦しんで暴れるから、押さえつけられたりするパターン?」
と不安になったが、カメラの先にハサミっぽいものを付けて骨を除去する際の、絶妙な角度調整要員という感じだった。
再度、麻酔をし直して太いカメラ(たぶん8mmくらい)を入れていく。
先ほどの舌突き出し&鼻呼吸テクニックによって、太くなったからといってそこまでキツさは変わらなかった。
先生と看護婦さんが絶妙な声かけでカメラ先端を操っていて、割とすぐ除去してくれた。
おそらく30秒〜1分くらいで終わった。
1.5cmくらいの小骨だった。
これでもか!というくらい先生に感謝の意を述べて帰った。
まとめ
こういう時って過度に心配していくと、大抵現実はその想像を超えてこないので、過度に心配しておくの大事。
ただ一つ言えることは、喉に小骨が刺さっていない日々は最高。