AIとエネルギー
ふんわり考えてみる。
まず、今後当然来るのはロボットである。
AIが十分な思考能力を得られたのなら、あとは物理だよねというのは当然の流れ。
ロボットによって衣食住が賄えたなら、人間は働かなくてよくなるだろう。
しかし、ハードウェアを動かすにはかなりのエネルギーが必要となる。
よってこれからは省エネ技術が今まで以上に強い価値を生むことになる。
また、分散的にエネルギーを生み出し、収束するような仕組みも重要になってくると思う。
人間ひとりひとりの日常活動から生み出したエネルギーを利用するイメージだ。
考え方はブロックチェーンとも近いものがあるかもしれない。
充電は面倒
現代はさまざまなデバイスが溢れている。
普段暮らしている中でも充電しなくてはならないデバイスは増え続けている。
- スマホ
- スマートウォッチ
- 掃除機
- ゲーム機
- etc...
充電はある程度ルーティーン化されてはいるが、面倒だ。
しかし最近は充電不要のウェアラブルデバイスも登場してきている。
EVERING
充電不要のリング型のウェアラブルデバイス。
財布やスマホに触る事なく、手をサッとかざすだけで決済できる。
MOTHER Bracelet
充電不要のブレスレット型のウェアラブルデバイス。
体表面と外気との温度差を利用して発電、駆動。
シリコンバレー発の特許技術、ゼーベック効果を利用した「温度差発電技術」を搭載。温度差と太陽光のハイブリッド発電により、無充電が可能に。
というわけで、エネルギー分野は今まで以上に重要度が増してくると思う。
NVIDIAに代表される半導体領域も、光や熱を電気エネルギーに変換する役割を担っている。太陽光発電パネル(光から電気への変換)やサーミスタ(温度変化を電気信号に変換)など。
そっち方面も注目していきたい。
その先は?
遅かれ早かれ、人類が労働から解放される日は来るだろう。
すでにワールドコインなど、ベーシックインカムも実現されつつある。
おそらく貧富の格差は広がりつつも、最低限の生活水準は誰もが得ることができる世界になるのではないだろうか。
そうなると人類はやることがなくなってしまうので、やはりエンタメ事業の価値が高まっていくのではないだろうか。