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Midjourneyで近未来的なプロフィール画像を生成する

  • AI

Midjourney触ってみましたが、とんでもない技術ですね。
超ハイクオリティな画像をものの数秒で生成できてしまいます。

厨二心がくすぐられますね・・・!!

今回は元画像をベースにSF風な画像を生成してみたので、その手順を紹介したいと思います。

1. まずはMidjourneyに登録

MidjourneyはDiscord上で動く仕組みになっています。
Discordのアカウントを持っていない方は、まずはそちらから作成してください。

その後、Midjourneyのトップページから「Join the Beta」ボタンをクリックしましょう。

ニックネームを入力するとDiscordに入れます。

2. newbiesルームに入る

Discordに入ると左のサイドメニューにたくさんのルームが並んでいます。

それらの中に「newbies-〇〇」というルームがいくつかあると思うので、どれかに入室します。

中にはたくさんのユーザーがプロンプトによりさまざまな画像を生成しています。

まずはこれらを眺めて、どんなプロンプトを入力したら良い感じの画像が作れるのか観察してみると良いでしょう。

3. まずは画像生成を試してみる

ものは試しです。
まずは適当にプロンプトを入力して画像生成を試してみましょう。

メッセージ入力欄にて/imagineと入力すると上に予測で/imagine promptと表示されるので選択します。

すると、プロンプトの入力欄が表示されるので、他の人を参考に英語で何らかを入力してみましょう。

ちなみに私は「cyberpunk dolphin in space, 4k」と入力してみたところ、次のような画像が生成されました。

なんというクオリティでしょうか。。。ラッセンもびっくりです。

画像生成すると下にこのようなボタンが並んでいると思います。

生成された画像の左上からZ字方向に1, 2, 3, 4とし、以下のような操作ができます。

  • U1〜U4: 選んだ画像をベースに高画質で再生成するボタン
  • V1〜V4: 選んだ画像をベースに新たに4つのバリエーションを生成するボタン
  • 更新: 同じ条件で再生成するボタン

4. プロンプトを調整する

プロンプトには色々なコツがあります。

これに関してはまだまだ自分は素人なので、有識者の発信を色々と見てみた方が良いかもしれません。

自分は下記サイトを非常に参考にさせていただきました。
ありがとうございます。

【画像生成AI】Midjourneyでプロンプトによく使う言葉まとめ!
【画像生成AI】Midjourney(ミッドジャーニー)でプロンプトによく使う言葉をまとめました。Generative AIを使った画像生成のヒントになれば幸いです。
https://blogcake.net/aiart-prompt/

5. 別の画像を読み込んで、新しく画像を生成する

Midjourneyの楽しみ方が分かってきたところで、今度は別の画像をベースに新しい画像を生成する方法を試してみます。

プロンプトの先頭に画像のURLを渡すことで、入力値の一つとして扱ってくれます。

おそらくアクセスさえできればどんなURLでも大丈夫だとは思います。(試してはいない...)

詳しくはドキュメントをご覧ください。

注意点としては、newbies部屋は誰でも閲覧可能な部屋なので、プロンプトの先頭のURLに誰でもアクセス可能です。
なので、誰かに見られても問題ない画像をご使用ください。

誰かに見られてしまうのが嫌な場合は、有料プランに加入することでDMでの画像生成が可能です。

手っ取り早く画像URLを用意する方法はDiscordにアップロードしてしまうことです。

メッセージ投稿フォームにある「+ボタン」から「ファイルをアップロード」を選択できます。

ただ、newbies部屋にアップロードした画像をそのまま投稿するのはさすがに恥ずかしいので、自分用のDiscordサーバーを立てて、そこでアップロード投稿するのが良いのではないかなと思います。
(newbies部屋でも自撮り写真を投稿している人はちょくちょく見かけます)

Discordの一番左ナビゲーションの「+ボタン」からサーバーの作成ができます。

6. 実際に画像を生成するプロンプト

無限にパターンはあると思いますが、自分が試したプロンプトとその結果をいくつか紹介したいと思います。

元画像はこちらです。

※ここから先、厨二心が爆発していますのでご注意ください。

宇宙船にいそうな写真

プロンプト:
https://s.mj.run/cnY9VFIvdYk cyberpunk, alone, holding a gun, sideways face, unreal engine, 4k, in space

詠唱している魔法使い

プロンプト:
https://s.mj.run/cnY9VFIvdYk very similar, photographs of wise robed sages chanting magic spells, photorealistic, unreal engine, 8k

ターミネーター

プロンプト:
https://s.mj.run/cnY9VFIvdYk half of the body is made of machines, as terminator, full-body view, on Mars, very similar face, cyberpunk, sideways face, unreal engine, 8k

こちらの2つの画像が結構近いと思ったので「V2」でさらにバリエーションを追加。

プロンプトについて

やはり顔を似せるのが一番難しいです。

元画像が横向きの顔なので、プロンプトに「sideways face」を入れていました。
顔が同じ向きの画像の方がより似ている画像が生成されるのではないか、という予想です。

また、単純に「very similar face」などを入れたりしていました。
多少効果はあったのではないでしょうか。

「unreal engine, 8k」あたりはリアルで高品質な画像を生成するのに効いていたと思います。

どんな服を着ているのか、どんなパーツで体が構成されているのかをより細かく指定するとさらに意図に沿った画像が作れそうです。

ちなみに実写っぽいのが嫌な場合は oil paint(油絵)や watercolor(水彩画)もおすすめです。

まとめ

とにかくたくさん実例を見るのが大事だと思いました。

Discord内でプロンプトに使いたい単語で検索してみると、すでにいろんな人がチャレンジしていたりします。

その人たちが使っているプロンプトから学ぶことも多いので、まずは検索してみるのはオススメです。

また、公式のショーケースではハイクオリティな画像たちが並んでおり、オンマウスでプロンプトの一部を見ることもできるので、こちらもかなり参考になります。

注意点としては版権問題などあるので、今は個人で楽しむのに留めておくのが良いかと思います。
コミュニティガイドライン

それでは、良いMidjourneyライフを!

柴田 和祈 X GitHub
株式会社microCMS 共同創業者 / デザイナー兼フロントエンドエンジニア / ex Yahoo / 2児の父 / 著書「React入門 React・Reduxの導入からサーバサイドレンダリングによるUXの向上まで 」

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